お正月休みが終わり、そろそろ冬のファッションがマンネリ化してきていませんか?
そこでおすすめなのが、「香りのレイヤリング」です。レイヤリングとは、複数のフレグランスを組み合わせることで奥行きのある香りを作り出すテクニック。普段の香水にちょっとひと手間加えるだけで、新鮮な気分を味わえます!
香りのレイヤリングってどうやるの?
「香りを重ねる」と聞くと難しそうですが、実はポイントを押さえれば初心者でも簡単に楽しめるんです。
1.系統の相性を考える
- フローラル×フローラル
- シトラス×グリーン
- ウッディー×スパイシー
このように似た系統の香り同士を組み合わせると、自然にブレンドされて違和感のない仕上がりになります。まずは同じブランドや香調が近いものからトライしてみてください。
2.濃淡を意識する
強い香りばかりを重ねるとくどくなりがち。香りの強さを控えめ → 濃いめの順番で重ねると、最初の香りが下地になり、次の香りがアクセントとして引き立ちます。
3.少量ずつ試す
レイヤリングする際は、いつもより少なめに香りをつけるのがコツ。手首や首筋など定番の場所だけでなく、ウールのコートやマフラーからやや離してシュッとひと吹きするのもおすすめです。香りが必要以上に混ざり合わず、ほんのりと重なり合う絶妙なムードを作れます。
シーン別おすすめレイヤリングアイデア
・デートでちょっぴり甘さをプラスしたいとき
ベースにフローラルな香水を薄くつけ、その上からバニラやアンバーなどの甘いニュアンスを控えめに重ねると、柔らかくロマンティックな印象に。
・仕事モードでキリッと見せたいとき
爽やかなシトラス系香水をベースに、ウッディやグリーン系をわずかに足すと、落ち着いた知的さと清潔感を演出できます。香りが主張しすぎないのでビジネスシーンでも安心。
・夜のパーティーやちょっとしたお呼ばれのとき
スパイシー系やオリエンタル系の香りで存在感を高めながら、最後にフルーティーやバルサミック調の香りを一吹きすれば、より華やかに仕上がります。
レイヤリングは手軽にチャレンジできる割に、ガラッと印象を変えられるワザ。冬のコーデに変化をつけたい時にぜひ取り入れてみてください。いつもの香りに奥行きと立体感が生まれて、きっと一味違う自分を演出できるはずです。
寒い季節だからこそ、香りの魅力を思いきり楽しんでくださいね。